生命保険というと各社から沢山の商品がでていますが、基本的なものは、
「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3種類だけなのです。
同じ1,000万円の保険、比較してみると・・・。
年齢 : 30歳(男性)
死亡保障額 : 1,000万円
保険期間 : 60歳まで
保険払込期間 : 60歳まで
定期保険について
定期保険は、
60歳までの保障保険期間内であれば、死亡時に1,000万円が支払われます。60歳以降は、保障はなくなり、払い込んだ保険料はすべて掛け捨て(返金なし)となります。
掛け金例:月額約5,000円程度
養老保険について
養老保険は、
60歳までの保障保険期間内は定期保険と同じ(死亡時に1,000万円が支払われる)ですが、60歳の満期時には、死亡保険額と同じ1,000万円が支払われます。学資保険(子供保険)も、実はこの養老保険。
掛け金例:月額約25,000円
終身保険について
終身保険は、
払込期間は60歳で終了しますが、定期保険・養老保険と違い1,000万円の死亡保障は生涯続きます。
掛け金例:月額約18,000円程度
特徴比較
定期保険 | 養老保険 | 終身保険 | |
---|---|---|---|
保障期間 | 10年~15年 | 契約期間まで | 一生涯(終身) |
保険料 ※ | 5,000円前後 | 25,000円前後 | 18,000円前後 |
解約返戻金 | × | ○ | ○ |
満期保険金 | × | ○ | × |
生命保険の構成
ほとんどの生命保険は、この3つの保険「定期保険」「養老保険」「終身保険」を基本に組合せています。さらに医療保険を付けた商品が「定期付終身保険」や「アカウント保険」という商品名で販売されています。
よく知られている大手保険会社の商品も、実はこの「定期保険」と「終身保険」に医療保障を特約としてパッケージしたものがほとんどです。
いかがでしたか?
分りにくい保険も、実はとてもシンプル・・・なのです。