日本における生命保険への加入は、今や常識とも言われるほどになっていますが、その加入率は世帯全体の約9割とも言われています(平成27年度生命保険に関する全国実態調査:生命保険文化センター)。
ただし世帯全体の9割が加入していると言っても、そのあり方や存在価値は、十人十色、10世帯あれば10通りのものがあり、すべて同じではないのです。 しかし、残念ながら、これだけ多くの世帯が生命保険に加入しているにも関わらず、生命保険の本当の意味や価値を、十分に理解しているという人は、あまり多くはありません。
「周囲が生命保険に加入しているから自分も」といった意味のない連携心理や、「結婚したら生命保険に加入するもの」といった強迫観念にも似た義務感などによって加入している人も少なくないのです。 また、そういった心理を利用して加入を勧めて来る生命保険会社の営業職員がいる事も事実なのです。