生命保険料は、各生命保険会社ごとに大きく異なります。たとえばそれは、保障内容にそれほど大きな差がなくても、保険料だけ見ると非常に大きな差があると言ったように、どうしてそこまで保険料に差が出るのかわからない・・・という人も多いかもしれません。 これは、各保険会社独自の計算方法がそこにあり、運営にかかわる経費も大きく異なっているためなのです。
一般に、生命保険の保険料というのは、「純保険料」と「付加保険料」と呼ばれる2種類で構成されています。 純保険料は、将来の保険金支払いに備えたもので、言い換えれば「相互扶助の精神」に沿って準備されるお金となるものです。
一方の付加保険料は、保険会社が運営していくうえで必要とする経費の部分だという事ができ、加入者の保障には直接関係のない部分に充てられているものとなります。
このような2種類の保険料で成り立っている生命保険料ですが、各生命保険会社ごとにその保険料に大きな違いが出ているのは、主に付加保険料の違いがあるためなのです。