生命保険料を決定する純保険料と付加保険料には、それぞれ異なった用途があります。純保険料は加入者の保障のために使用され、付加保険料は保険会社の経費として使用されているもので、この「経費」である付加保険料の割合によって、保険会社ごとに保険料が異なっています。
しかし、経費を抑えているということと、保険料が安く設定されているかということは、必ずしも一致していません。なぜなら販売にかかる経費だけではなく、過去に獲得した契約の内容や、保有している不動産、また準備している資金などの状況によって必要な経費が変動するためです。
なおこのような、保険会社の健全性についての判断は、スタンダード&プアーズやムーディーズなどの格付け機関が公表している「AAA」や「AA」などの格付けを参考にすることもできます。