貯蓄機能と保障機能の両方を兼ね備えた養老保険は、非常に魅力的な保険商品である反面、その保険料の高さがネックとなっています。 特に、子育て中などお金のかかる年代には、保険料が高すぎるとして敬遠されているようです。
満期時には保障額と同額の満期金が受け取れる事からも、その貯蓄性の高さは天下一品で、同時に保険料も天下一品となってしまっているのですが、貯蓄性のある保険においては、これは仕方のない事とも言えるのです。
いずれの保険においても、貯蓄性がある商品の場合には、少なからずその貯蓄分を、保険料に上乗せして預かる事になっているのです。
ですから、掛け捨てで返戻金もない定期保険や、一生涯保障で返戻金はあるが満期金はない終身保険と比較しても、満期金も保障もある養老保険はダントツに保険料が高いという事になるようです。
このような事から、経済的に余裕のある層には人気の養老保険ですが、子育て世代や若年層には、なかなか浸透していきにくいという面も持っているようです。