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帝王切開の出産は医療保険の適用対象?出産前に知っておきたい費用と備え

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出産の時にお金を受け取れる制度がいくつかあることをご存知ですか?

さらに、出産と一言にいっても、自然分娩と帝王切開では受け取れるお金が異なる場合があります。

今回は、出産全般に関わるお金のことについて解説するとともに、近年増加傾向にあるといわれる帝王切開の出産になった場合に備えて知っておきたい、費用や医療保険について解説していきます。

目次

1.妊娠・出産で受け取れるお金とは?

まずは、妊娠・出産にかかるお金全般のことや、受けられる制度について知っておきましょう。

1-1.出産育児一時金

今の日本には、だれもが安心して出産に臨めるよう様々なサポート制度があります。その代表的なのが「出産育児一時金」です。

健康保険から、出産費用を助成するために設けられた制度で、健康保険や国民健康保険などの加入者または、その被扶養者が4か月以上で出産した時、経済的負担を軽減するため一定の金額が支給されます。

具体的な支給額は、赤ちゃん1人につき42万円です。(産科医療補償制度に加入していない医療機関で出産した場合は、支給額は40万4000円になります。)

出産した病院へ、健康保険証の提示とともに専用の申請書を提出し、申請します。

出典:厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000075020.pdf

1-2.出産手当金

出産手当金

出産手当金とは、出産のために会社を休み、給与を受け取れなかった方を対象として、健康保険から支給されるお金のことです。

出産日以前42日(双子以上の多胎である場合は出産日以前98日)から、出産の翌日以後56日までの範囲に会社を休んだ健康保険加入者が対象となります。

支給額は、この期間中に会社を休んだ日数によって算出されます。

1日当たりの支給額は、支給対象者の標準報酬日額の2/3に相当する金額(小数点第1位を四捨五入)です。

申請するためには、会社または全国健康保険協会へ申請書(勤務実態や給与の証明等)の提出が必要になりますので、勤務先の担当部署へ確認しましょう。

出典:全国健康保険協会

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat315/sb3090/r148/

1-3.医療費控除

医療費控除とは、1年間にかかった医療費が一定額を超えたとき、確定申告をすることでお金が戻ってくる制度で、出産にかかったお金も対象になります。


<控除対象になる費用の具体例>

  • 妊婦定期健診費
  • 入院費
  • 分娩費
  • 通院・入退院時にかかった公共交通機関の交通費
  • 緊急時のタクシー代

妊娠・出産やそれにかかる治療に直接関係があるお金が対象です。

出典:国税庁

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1124.htm

1-4.高額療養費制度

高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

この制度は、帝王切開の出産など、異常分娩となった場合にも適用されます。

事前の手続きもできますので、あらかじめ帝王切開の出産が決まっている場合は、事前申請することで、高額療養費適用後の自己負担額の支払で済みます。分娩予定の病院へ確認しておきましょう。

なお、高額療養費制度は、かかった医療費を月単位で軽減する制度のため、月をまたいで治療・入院した場合は、自己負担額の合算はできません。

帝王切開の場合は、入院が長期に渡ることが多くありますが、月をまたいで入院しても合算とはなりませんので、留意しておきましょう。

1-5.育児休業給付金

育児休業給付金とは、会社に勤めている従業員が育児休業中に受け取れるお金のことです。

育児休業中は子育てのため仕事を休むことになりますが、かといって、会社側も今までの給与を支払い続けるわけにもいきません。

そういった場合に、国がお金を給付し、育児休業中の人が生活に困らないようにする制度です。

育児休業給付金をもらうには様々な条件や期間が定められています。くわしくは、勤務先の担当部署や厚生労働省のウェブサイトなどで確認をしましょう。

出典:厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000158500.html

2.帝王切開の出産になるケースや費用とは?

認知症保険の保障内容

これから出産予定の方が一番気になるのは自然分娩と帝王切開の違いや費用ではないでしょうか? もしもの時に慌てないためにも、事前に確認しておきましょう。

2-1.自然分娩と帝王切開の違い

まずは、自然分娩と帝王切開の違いです。

<自然分娩> 自然分娩とは、母体の産道から腟を経て、赤ちゃんが生まれる分娩方法で、経腟分娩の一つです。自然分娩の定義は、病院や産院によって異なる場合がありますが、基本的には、医療処置が介入しない出産方法を指します。

<帝王切開> 帝王切開は、麻酔を使用し、開腹手術によって赤ちゃんを取り出す分娩方法です。逆子や前置胎盤などケースは様々です。手術を伴いますので、自然分娩と比べて、入院期間が長くなり、母体の回復にかかる時間も長くなります。

2-2.帝王切開になるケース

逆子などの胎位異常、前置胎盤、赤ちゃんの頭が母体の骨盤より大きい場合、双子などの多胎妊娠、高齢出産が主なケースとして挙げられます。

また、一度帝王切開で出産した場合、次の出産も安全を期して同じく帝王切開とする病院も多くあります。これらは予定帝王切開となる場合がほとんどです。

ほかには、お産がなかなか進まない場合や、赤ちゃんの元気がなくなった場合など、母子の安全が確保できないと判断された場合は、緊急帝王切開になることもあります。

近年では、日本人の体格の移り変わりや高齢出産が増加したことにより、帝王切開の出産は増えているとも言われています。

厚生労働省がまとめた「平成29年(2017)医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」によれば、一般病院において出産時に帝王切開を行う割合は全体の25.8%に上るという報告もあります。

つまり、出産をする女性の4人に1人は、帝王切開による出産ということにもなります。決して他人ごとではありません。

出典:厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/17/dl/02sisetu29-3.pdf

2-3.帝王切開にかかる費用

そもそも出産は病気と定義されないため、出産費用は全額自己負担となります。

しかし、帝王切開は開腹手術と医療行為が伴うため、健康保険の対象になり、医療費は3割負担です。

地域や病院によっても異なりますが、自然分娩の場合、出産費用は約50万円が相場といわれています。

一方、帝王切開は、入院期間が長くなるほか、手術後の投薬や追加処置が必要になるため、普通分娩よりプラス10~20万円ほど高くなると想定されます。

出典:国民健康保険中央会

https://www.kokuho.or.jp/statistics/birth/2017-0620.html

3.医療保険へ加入していた場合に受けられる保障

帝王切開の出産となった場合、民間の医療保険で保障は受けられるのでしょうか?

医療保険へ加入していた場合に受けられる保障

3-1.そもそも医療保険の保障対象?

帝王切開の出産は、民間の医療保険の保障対象になります。

帝王切開の場合は異常分娩となり、手術を伴う医療行為がなされるため、民間の医療保険の入院・手術給付金等の支給対象になります。

出産は病気ではないからと、加入している医療保険の保険金請求を行わないなど、勘違いがないように注意しましょう。

3-2.入院給付金

出産に伴い入院した日数に応じて受け取ることができます。

たとえば、入院日額5,000円の保険に加入していて、10日間入院した場合、「5,000円×10日=50,000円」を給付金として受け取ることができます。

3-3.手術給付金

帝王切開の出産は、手術給付金の保障対象になります。(手術給付金は、どんな手術でも対象になるわけではありません)

保険金は契約内容により異なりますが、だいたいは、一回の手術につき20万円など定額にしているか、入院給付金の10倍、20倍などとしているかどちらかです。

たとえば、入院給付金が5,000円の場合、その10倍の50,000円が手術給付金として支払われます。

帝王切開の場合は入金給付金の10倍としている保険会社が多いようですが、保障内容は様々です。契約内容をよく確認しておきましょう。

3-4.女性疾病特約

通常の医療保障以外にも、女性特有の病気にかかった場合に上乗せして保険金が受け取れる「女性疾病特約」という保障があります。

特約ですので、単体での契約はできず、メインの医療保障に上乗せして付帯します。

帝王切開の出産は、女性疾病特約の対象になりますので、手術給付金や入院給付金にさらに上乗せしたお金が支払われます。

4.保険加入検討する時の注意点

保険加入検討する時の注意点

これから妊娠・出産を考えている方は、保険加入についても事前に調べておくことが大切です。

4-1.加入検討のベストタイミングは?

結婚を考えた時に加入することがベストと言えるでしょう。

普通分娩であれば、民間の医療保険の保障対象外ですが、先の通り、今は4人に1人は帝王切開の出産と言われています。

妊娠判明後の場合は、加入できない保険も出てきますし、加入できたとしても条件付きになる場合があります。 そのため、医療保険の加入検討は早いに越したことはありません。

4-2.すでに妊娠している場合

一般的に、妊娠27週目まではほとんどの医療保険に加入することが出来ます。

しかし、「特定部位不担保」という条件が付く場合があります。

医療保険への加入自体はできるものの、出産や子宮に関する疾病については保障対象外、もしくは契約から数年間は保障されないというものです。

つまり、帝王切開の出産に係る入院は保障対象外ということになります。(「特定部位不担保」の条件は、保険会社により内容が異なります)

なお、妊娠27週を過ぎると、加入できる医療保険は大変少ないのが現状です。

4-3.過去に帝王切開の出産経験がある場合

医療保険に加入する際は、健康状態についての告知が必要です。

たとえば、多くの保険の告知事項には、「過去5年以内に病気や怪我で手術を受けたことがありますか?」という質問があります。

自然分娩であれば回答は『いいえ』です。しかし、帝王切開の出産ですと、『はい』となります。つまり、加入や保障に制限がかかります。

保険会社や保障プランにより異なりますので、過去に帝王切開の出産経験があり、医療保険に新規加入したい場合は、事前によく確認しましょう。

5.まとめ

帝王切開は、お金がかかり自己負担が大きい印象があるかもしれませんが、健康保険や高額療養費制度が使えます。

それだけでも、自然分娩より費用面で極端に不利になることはあまりないと言えますが、加えて、民間の医療保険に加入しておくことでさらに安心して出産に臨むことができます。

これから子どもを持つことを考えている方は、一度医療保険の見直しや加入検討を早めに行っておきましょう。

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