保険料の安い定期保険ですが、その保険料は掛け捨てであるという点が欠点でした。しかし、生命保険である以上、ある程度の掛け捨ては覚悟しなければなりません。それならば、掛け捨てになる部分を極力小さく抑えれば、損は少なく済むはずです。
各生命保険会社の商品を比較し、最大に保険料が安くなる定期保険を見つけ出したら、それで終わりではありません。さらに、そこからも保険料の割引を適用してもらうのです。
例えば、たばこを吸わない人ならば、非喫煙者料率が適用されますので、およそ3割から4割も保険料が安くなるのです。また、職場などにおける健康診断で特に異常が見当たらなかった人の場合には、健康優良体として、さらに割引が適用されるのですから、通常の保険料と比べても、驚くほど安くなるはずなのです。
このように、掛け捨てで損と思える定期保険も、各社の商品を徹底的に比較検討すれば、最も保険料の安いものを見つける事ができ、さらに適用できる割引制度を上手に利用すれば、保険料を節約する事ができるのです。
もともと保険料の安い定期保険ですが、それでも掛け捨てとなると惜しいと思える部分が出てくるものです。しかし現実は定期保険しか選択肢がないという人でも、このようにする事で、「掛け捨てだから損だ」という気持ちにすらならないくらい、保険料を安く抑える事ができますので、定期保険と言えども、保険料軽減を実現させたいのならば、見直しを積極的に行うのが良さそうです。