生命保険の保険金は、加入者側が請求を行わなければ支払われる事はありません。
例えば怪我や病気で入院をしたからといって、病院側から連絡が行き自動的に支払われる・・・などといった事はありえないのです。ですから、被保険者が入院をした場合や手術を行った場合、そして死亡した場合などには、保険会社に対して保険金支払いの請求を行う必要があるのです。
とりあえずは保険会社に電話などで連絡を入れれば、必要書類を教えてくれ、また、保険会社による所定の用紙がある場合には、そういった書類も郵送してくれるはずです。場合によっては担当者が持ってきてくれる事もあるかもしれません。ですから、常に保険証券の保管場所は確認しておくと良いでしょう。
保険証券は、保険金の支払いを受けるために重要な役割を果たしてくれるものなのです。つまり保険に確かに加入しています、という証拠になるものですので、これがなければ保険金の支払いが受けられない事も起こるかも知れないのです。被保険者本人が、保険証券の保管場所を確認しておくのはもちろんですが、家族にも知らせておく必要があるのです。
また、被保険者の死亡など、遺族にとってはパニックとなっているそんな時に、毎月の保険料が引き落とされてしまった場合でも、心配する事はありません。後で必ず返金される事になっています。
このように、生命保険の保険金は、自動的に支払われるものではありませんので、何かあった際には必ず請求を行うようにして下さい。